週間損益まとめ

波の激しい取引|週間損益まとめ

この記事では、2021/10/17~10/23の一週間の損益をまとめ、
その中で特にひどかった取引を二つ挙げ、
その反省点と改善方法を考えていきます。

損益まとめ

今週の損益は、

+1208円

となりました。

自分自身大きめの損切を2回していたため、
今週は大きな損失になるだろうなと予測していましたが、
GBPJPYで100pips取れていたため何とか被害は最小限に防げましたが、
損切の取引が多すぎて利益を伸ばせていないという現状に変わりはないので、
引き続き課題の克服の日々が続きます。

今週は、その2回の大きな損切について振り返っていきます。

取引振り返り

S&P500

チャート

月足
週足
日足
4時間足
1時間足

取引内容

Open TimeTypeSizeItemPriceS / LT / PClose TimePriceProfit
2021.10.18 12:10:21sell2.00s&pusd4456.984473.994434.322021.10.18 17:01:514474.13-3918
2021.10.18 12:10:04sell1.00s&pusd4457.484474.274434.592021.10.18 17:05:524474.88-1987

狙いは、週足・日足でトレンドラインを割ったときの急落前水準に対して食い込んだ後の短期調整下落。

1時間足で上昇が限定的になり、節目を割った後のエントリー。
損切は高値の上で、決済は上昇が落ち着き始めたその起点。

反省点

まず、相場環境としてマクロの上昇トレンドを支えていたトレンドラインを割ってきたことが目についたが、
「割ったこと」が重要なのではなく、「割ったときの値動きがどうなのか」が重要。

その点、今回は重要な節目の週足トレンドラインを割っても下落調整が限定的であった。

このことから、上昇トレンド再開は時間がかからないということがくみ取れるが、
まずこの時点で自分はこれに気づいておらず、
「トレンドラインを割れた」ということだけが頭に入っていた。

そのため、自分の好きな取引の一つである節目割れた時の値動きを狙った取引として、
ショート取引の思考になった。

その後は、どうやってショートするかのみに注目して取引をしたため、
エントリー後即決済となった。

今回は、相場環境、取り巻く全体環境を完全に無視して、
自分の都合のいい解釈(節目割れ)をして取引をしたことが反省点である。

改善方法

今回も原因としてあげられる点は「近視眼的なエントリー」「エントリー前のチャート分析ミス」である。

ここしばらくというか、これはトレーダーになってからずっと課題となっている。

そのことに気付いているようで気づいていないというか、
どこか慢心があるからこのようなことが起きるのだろう。

根本的な解決をするには今までしてこなかったようなことが必要だと思うが、
今現在何をすれば改善できるかは考えがついていない。

近視眼的なエントリーとひとくくりにしているが、
その中でもたくさんの種類があり、
今回はマクロのチャートを見てはいたが、
その考察が不足していたことが取引のミスへとつながった。

また、その考察も調整規模という点での考察ミスである。

このように、ただミスといっても様々なミスがある。

これをとにかく言語化して、
どういうミスだったのかを体に覚えさすことで
同じミスを繰り返さないようにすることができるか。

小学生時代にやっていたソフトボールの試合で以下のようなことを経験した。

ある日の試合、自分はバッターとして打席に立ち、ランナー満塁の場面で、サインはスクイズ。
その場面で自分はバントを失敗するのだが、その後監督からこんな言葉をかけられた。

「この失敗を忘れるな。次おんなじ場面が来た時に同じ失敗をしないようにこの失敗を覚えて置け。」

そして、同じような場面が別の試合で訪れた。

その時、心の中で「前は○○(ミスの原因)をしてミスをした。今回は決めるぞ」とつぶやき、しっかりスクイズを決めた。

このような経験があったが、今回の取引でもこの経験は活かせるか?

この経験とトレードで明らかに違うことは「同じ場面が来るかどうか」である。

野球では同じ場面は何度もあるが、トレードでは二度とない。

そこをどうやって上手く対処するか。

SILVER

チャート

月足
週足
日足
4時間足
1時間足

取引内容

Open TimeTypeSizeItemPriceS / LT / PClose TimePriceProfit
2021.10.21 12:00:02buy0.05xagusd24.26824.01124.6902021.10.21 20:53:3724.007-7426

狙いは、月足レンジ下限からの上昇反発中の短期上昇継続。

継続気に機能していた節目を力強くブレイクして上昇をしていた点と、
そのトレンドを打ち消すために必要な売りの厚い抵抗帯までまだ距離があることなどから、
ロング目線で立ち回ることを決めた。

その後、4時間足・1時間足のトレンドラインに反発するのを待ち、
4時間足の下髭陰線確定でエントリーするもその後トレンドラインを少し下抜けて損切にかかった後
狙いの週足急落前水準まで上昇していった。

反省点

今回の反省点は、押し目としてのチャートの優位性を推し量らず、
全体の相場環境のみに焦点を置いて戦ったことが方向性と利益が一致しなった原因である。

まず、結果から行くと、損切にかかった後、
逆三尊の形から上昇に転じ決済目標の週足急落前水準まで達した。

しかし、結果は大きな損切。

この原因として、エントリーのタイミングのミスが挙げられる。

今回のエントリーは、押し目形成のチャートパターンを見る前に、
意識されるかどうか微妙なトレンドラインでの反発を見てエントリーであった。

また、その反発も4時間足では陰線実体をしっかり残す形であり、
大衆から見ると反発とはとらえにくい。

そのため、トレンドラインは意識されず、
そのトレンドラインを割れても下落は信仰せずにそのまま上昇していった。

このように、相場環境などはしっかり分析していても、
ミクロの値動きで分析をおろそかに適当に入るとやられる。

しかし、これも一概に言えるわけではなく、
現在のクロス円の相場環境では、
相場環境さえしっかり把握していればある程度流れに乗るだけで十分に戦える戦略である。

今回は、展開の早い力強い相場で使うべき戦略を、
マクロのレンジ環境で使ってしまったことがこのような結果を招いたと考える。

改善方法

まずは、相場環境の把握を今一度しっかり行うことが第一である。

今回のような方向性が明確でない環境の場合、
エントリーの方向性を決めた後、短期足の分析でエントリータイミングを推し量る際に
自分が分かるパターンを待つこと、何パターンも想像することが改善方法としてあげられる。

自分の戦略の中に、「トレンドラインからの反発を見たら即エントリー」というのがあるが、
これは「細いごぼう」に代表されるような「展開が早い力強い相場」で検証した結果の戦略である。

これを、今回のようなレンジ環境、方向性の迷いが強い環境で使った結果が今回の損切であるので、
相場環境ごとに戦略を使い分けることが改善方法となる。

まとめ

今回は、2021/10/17~10/23の一週間の損益をまとめ、
その中で特にひどかった取引を二つ挙げてその反省点と改善策をまとめました。

ずっと課題になっている「近視眼的なエントリー」はもちろん、
「相場環境によって適切な戦略を使い分ける」ことが新たな課題としてあげられましたので
来週はこのふたつを特に意識して戦っていきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございした!

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