この記事では、2022/03/06~03/19の2週間の損益をまとめ、
その取引を振り返っていきます。
今年は1月から損失が膨らみ、
2月に休養を取って挑んだ3月のトレードですが、
その始まりはどうだったのか。
まだ、感覚を取り戻す期間ですが、
これからはその感覚より研ぎ澄ましていきます。
取引履歴
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以上がこの2週間の結果です。
久しぶりのトレードは、GOLDの押し目ロングでスタートし、利益確定できましたが、
その後のSP500でマイ転しています。
SP500の取引は、方向性や戦略に大きなミスはなかったものの、
損切り設定の位置を見誤り一過性の上髭つくり中に天井でロスカットされてしまいました。
自分がよく失敗するパターンの一つが「損切り設定が近い」ことなので、
ここは引き続き直していくべき、意識していくべき点です。
それでは、今週のこの二つの取引を振り返っていきます。
トレード振り返り
GOLD
チャート画像
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取引狙い・内容
狙いは、月足節目超えて急騰した後の押し目狙い。
日足・4時間足のトレンドラインで3点底を形成し、
その右底でさらにW底を形成。
そのW底のネックラインを超えて4時間足が大陽線形成後、
さらに4時間足下髭陰線ピンバーを見てロング。
その後、月足急落前水準実体で決済したという取引。
反省点
決済水準が曖昧だったこと。
最終的に月足最高値まで急騰するわけだが、
自分の決済水準は直近高値のすぐ上。
しかし、その前に週足日足でピンバーを形成しており、
もし高値を超すならピンバー否定を想定して戦うべきであった。
しかし、久しぶりの取引で、「ここまで確率高く来るだろう」という、
めちゃくちゃ保守的な水準で決裁してしまったことが反省点である。
こういうマクロ節目を超えた場面で、かつボラティリティの拡大も見られる場合は、
理想的な水準まで伸ばしていきたい。
改善点
ボラティリティ拡大中の相場環境での立ち回りをしっかり認識しておくこと。
自分の取引は、相場環境に合わせた損切り決済水準の設定が出来ていない。
ただ、感覚で「○○の節目は月足レベルで見えるからここが機能するだろう」という
根拠のない想定をして取引をしている。
また、リスクリワードも同様に「1エントリー段階で1:2もとれないだろう」というバイアスで、
仮に戦略構築時にリスクリワードいいなと感じてもそれがなぜいいのか、
そこに根拠がなくリスクリワード1:2以上は取れないというバイアスに従って、
損切り決済指値を設定してしまっている。
そうではなくて、「今は○○な環境だから理想的な節目まで取れる」
「今は××な環境だから次の節目までしか取れない」といった
根拠を持ってエントリー以外も行わないと同じ失敗を繰り返す。
US500
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取引狙い・内容
週足トレンドラインからの下落で月足の下髭を作ることを想定し、
その下髭の下落を狙ったショート。
エントリーは、日足が下髭の長い陰線ピンバー形成したのを見て、
エントリーを検討。
その後上昇圧力が弱いのを見てエントリーしたが、
一過性上昇でロスカットとなった。
反省点
損切り設定位置を見誤ったこと。
もともと、週足のオレンジトレンドラインの上に設定していたが、
改めてみると週足トレンドラインは昨日はしているが、
オーバーシュートしているタイミングがいくつかある。
それを考えると、もう少しバッファを取った方がよかったというものあるし、
週足トレンドラインとは別に短期的な節目を見つける必要もあった。
何かしらの節目とコンセンサスする水準を探せば
よりオーバーシュート水準を見極められる確率が高くなるが、
そこまで頭で考えられなかった。
改善点
節目の属性分け、特徴分けをすべきだと感じた。
今見ている節目は、「すでに意識されているのか」「まだ意識されていないのか」
「ビタビタに止まっているのか」「ヒゲが超えることがあるのか」
「実体なのか」「高安値なのか」
といった属性分け、特徴分けをすべきと思った。
今回で言えば、「すでに意識されている」「週足でヒゲが超えることがある」
「週足実体トレンドライン」であった。
このことを考えると、オーバーシュート→引けにかけて下落といった流れも
少しは想定できるように変わる。
ただ、「○○足の節目」→「長期=厚い、機能しやすい」、「短期=機能しにくい」
というバイアスだけで動いていたので、
これからはこういう属性分けをより明確にしていこうと思う。
まとめ
今回は、
2022/03/06~03/19の2週間の損益をまとめ、
GOLDとSP500の取引を振り返りました。
今まで見えてなかった新たな点も見えてよかったです。
特に節目の属性分け、特徴分けは今まで考えたこともなかったので、
これからは検証含めて見ていこうと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。