この記事では、2022/01/09~01/15の1週間の取引をまとめ、
その中でも特に反省して改善すべき取引を纏めていきます。
今週は、いくつかの銘柄でボラティリティが大きくなり、
大きな変動がありましたが、
損益はどのようになったのか・・・
損益まとめ
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-3153円
NZDUSDの取引で大きく損切をしてしまい、
それが響いた結果となりました。
その一方、USDCADはしっかり戦略を遂行し、
まだ唾つけ玉を持った状態で、追加でエントリーした玉を決済し、
なんとか大きな被害は免れることが出来ました。
今回は、大きな損失を被った「NZDUSD」の取引を、
振り返っていきます。
取引振り返り
NZDUSD
チャート画像
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狙い
マクロは広い値幅のチャネルを形成しており、
その上限から下限を試してきた状況。
その状況で月足が小さな下髭陽線ピンバーで引け、
中身を見ても優位性のないWかつ逆三尊であったため、
逆三尊(ピンバー)を否定し、さらなる下落に転じると想定し、
月足の急騰前水準実体までのさらなる下落を狙った取引
反省点
この取引のおおきな反省点は、
相場環境を無視した取引をしたことである。
先ほども述べたが、
マクロは広い値幅のチャネルで、
その上限から下限を試してきており、
明らかな逆張り優位な環境である。
しかし、今回のエントリーは、
下位足のみに注目し、
戻り目を狙ったエントリーになっている。
この取引をしているときも、
「逆張り優位な環境」と把握しながらも、
チャネル下限を深掘るオーバーシュートの値動きを狙って、
ショートをしてしまっている。
つまり、仮に下がっても月足の急騰前水準では下げ止まり、
その後急騰に転じてくるだろうという前提で、
取引をしている状態である。
これが、昨日Twitterでも言及したが、
「隙間を埋める取引」になっている。
自分が思う隙間とは、
チャートでいうとこの値幅のことである。
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この黄色線で示した値動きで月足が長いひげをつけて急騰に転じ、
週足レベルの逆デルタになることを想定していた。
この場合、仮に下落しても小さな値幅しか取れず、
しかも相場環境に背いているから確率も悪い。
また、ボラティリティも小さくなっており、
節目も規定がなかったり相場環境からしても、
明らかに資金効率が悪い。
仮に下落したとしても、
今の相場環境から、下落が一過性になることを想定しているのに、
その一過性の値動きを取りに行っていることが、
一番の大きなミスであった。
このミスは、自分が良くするミスの一つなのだが、
今回初めて「隙間を埋める値動きを狙った取引」を、
実感した瞬間であった。
改善策
先ほどから述べている、
「隙間を埋める値動きを狙った取引」というのは、
資金効率が悪く、リスクリワードも悪く、
確率も低く、値幅も小さい、という、
自分の取引には一番向いていないといってもいい値動きである。
チャートの右側が鮮明に見えてしまっているが故に、
そのすべてを取りに行った結果、
このような損切を招いたと分析している。
これを改善するためには、
相場環境と戦略を照らし合わせたうえで、
「相場環境に背いた取引はしない」ことがシンプルかつ的確な改善策かと思う。
特に、自分の取引スタイルの場合、
ある程度時間軸を長く取りつつ、
大きな値幅を取りに行くことが狙いであるため、
相場環境が値動きの後押しをしてくれないと、
なかなか大きな値幅を取ることができない。
なので、今自分が想定している値動きは、
相場環境が後押ししてくれるのか?という目線を持って、
戦っていきたい。
これは、今までの課題であり、
今回も該当する「近視眼的な取引」を防ぐための一つの考え方になるとも思うので、
来週からは「相場環境が後押ししてくれるか?」という目線ももって、
戦っていきたいと思います。
まとめ
今回は、2022/01/09~01/15の1週間の取引をまとめ、
その中NZDUSDの損切取引をについてまとめました。
今までとは少し違った視点での反省点や改善策が生まれたので、
これを大事にして来週も頑張っていきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
いつも勉強になる記事ありがとうございます。隙間を埋めに行く取引は、自分ではわかるけどやらない、いけそうだけど捨てる、どうしてもやるなら即切り前提で、とかでやることありますけど、結局おいしくはないことが多いです。どうしてもやるのであれば本流方向につば付のつば付、確認してからの本玉の方が効率よいですもんね。
コメントいただきありがとうございます!
結局、トレンドの最終局面って効率よくないことがほとんどで、
それを取りに行くことの優位性がないことが多いですよね。
あと、やっぱりある程度値が進行している分、
値幅的なリスクリワードがいい場面がないので、
その点でもなかなか取引優位な相場ではないなと感じました。