この記事では、2021年05月29日時点のGBPJPYのチャートから、
今後の想定シナリオを考察していきます。
現在、マクロで力強く上昇を続けていますが、
これはどこまで続くのか!?
※投資判断は、ご自身の責任にてお願いいたします。
今後の想定シナリオ
まず、今後想定されるマクロのシナリオです。
- 月足力強く上昇を続ける
- 月足トレンドラインと直近高値のコンセンサスで頭を押さえつけられる
このどちらかがマクロのシナリオになってくるかと思います。
そのうえで、短期の想定シナリオはこうです。
- 力強い上昇トレンド継続
- 月足引けにかけて下落反発する
以上です。
それでは、チャート分析に入ります。
チャート分析
月足
月足では、直近力強い上昇を形成していますが、
マクロ長期で見るとそこまで大きな値動きには見えません。
しかし、ダブルボトム形成の右底で底固めを形成しているように見えるため、
今後転換点として機能する可能性も見えてきますね。
直近は、前回の高値を結んだトレンドラインと
ダブルボトムのネックラインのコンセンサスする水準に達しています。
マクロの節目であることはまりがいありませんので、
警戒しつつ戦う必要があると思います。
月足引けにかけてどうなるのか、注目していきましょう。
実体をしっかり残す形なら、来月以降更なる上昇が期待できるかもしれません。
週足
週足では、直近右上がりの三尊を形成して、上昇に転じています。
右上がり三尊形成後、さらにここ2~3週間は髭を少なく推移し、
実体が大きくなるいわゆるボラを拡大する兆候も見えています。
この値位置は、早期の逆張りが来やすい値位置ですので、
その損切を巻き込んだ上昇がみられるかもしれません。
一方、マクロの節目のコンセンサスする水準であるのは事実なので、
上下の両方の目線をもって戦うことが大事です。
日足
日足の直近は、右上がり三尊というよりも、
上向きチャネル上限を抜けていくような形で規則正しさを取り戻しています。
この規則正しさがどこまで続くかわかりませんが、
これが続く限り逆張りは危険といえます。
早期の逆張りは、特にリスクが大きいといえますので、
慌てず焦らず慎重にエントリーするタイミングを見極めていきましょう。
今後の想定シナリオまとめ
ロングシナリオ
短期の規則正しさに追随する形で押し目を待ってロングエントリー
この値位置は、やはりマクロの節目である以上、
短期が規則正しいからと言って脳死で持つというのはできないと思います。
かといって、直近は日足レベルで規則正しい値動きが見えていますので、
短期目線のロングで戦っていくのが賢明かと思います。
しかし、週足では右上がりの三尊形成をしていますので、
押し安値まで損切を見れるかつ、今週足、今月足の確定で実体がしっかり残った場合
中期目線でロング持つのもありかなと思っています。
ショートシナリオ
やはり、月足の節目がコンセンサスしている以上、
この目線は外さざるを得ません。
短期からだんだん崩れる兆候が見えてきて、
週足レベルで崩れるような足が確定し始めたら、
ショートのシナリオを検討します。
今週足ベースでは、ショートはあまり考えられませんが、
今後、月足節目に負ける可能性も十分にあるため、
下落シナリオも常に頭に入れて戦っていきましょう。
まとめ
今回は、GBPJPYの今後の想定シナリオについてまとめました。
参考にしていただけると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
※投資判断は、ご自身の責任にてお願いいたします。