為替

EURUSD上昇トレンド継続?(2021/05/10)

この記事では、2021年5月10日17時現在のEURUSDチャートを分析し、
今後上昇トレンドが継続できるのかどうかをまとめています。

現在、深い調整後のレンジ環境が続いているが、
今後上昇トレンドは継続していくのかをチャート分析から考察します。

※投資判断はご自身の責任にてお願いします。

今後のシナリオ

結論から、先にまとめると月足レベルで

「上昇トレンド再開に向っている」

と見ています。

詳しくは、下でまとめますが、
月足で力わかりやすく強い値動きが来ていますので、
そのあたりを詳細にまとめていきます。

今後の想定シナリオ

月足

月足は、見ての通り上昇チャネルを形成中です。

下限こそ明確にはなっていないものの、
継続優位なチャネルと見ています。

その理由は、直近の右上がり三尊が大きくかかわっています。

この右上がり三尊はいわゆる典型的な押し目三尊の形です。

ネックラインは明確ではないし、
左肩に対する右肩の調整幅もまだ何とか保っていますが、
反発の効率が良すぎます。

今後のシナリオとして、このまま直ぐに上がり続ける可能性は低いと見ていますが、
チャネル下限で2点底目を付けてきた段階でスイングロングを検討する予定です。

右上がり三尊が押し目として優位性を持つには、
やはり右肩で上昇に向く底固めが必要なので、
その流れを確認してからロング戦略で戦うつもりです。

週足

週足でも、上昇チャネルは「センターライン・上限」ともに
綺麗に規定さえれているのがわかると思います。

この流れの場合は、やはりチャネル下限が規定されてから、
もう一段の力強い上昇が期待できる形でしょう。

また、三尊右肩の反発上昇初動を見ても、
今後右肩がレンジ移行して三尊に優位性を持たせる値動きになることは、
なかなか考えにくい初動になっています。

一方、週足では、
三尊ネックラインから今の水準までほぼ調整なしで来ているので、
さすがに三尊左肩から引いたの上昇チャネル上限近辺では、
あたまを押さえる値動きになるのではないかと見ています。

その値動きが確認できれば、
チャネル下限でのダブルボトム形成後のロングを狙っていきたいと思います。

このまま上昇した場合は、
月足直近高値が売りの厚い抵抗帯になることが想定できますので、
様子見して下がってくるのを待ちたいと思います。

日足

日足は、直近力強く上昇していますが、
先週一定幅の値幅的調整を行ってきた直後に、
その急落前水準をしっかり超えているので、
ここからはいったん反発下落に転じるのではないかと見ています。

値幅的調整後、時間的調整なしで上げていけるような、
圧倒的な上昇トレンド環境でもないため、
この上昇についていく優位性はないと見ています。

この観点からも、一度下落に転じて、
チャネル下限でのダブルボトムを期待しています。

今後の想定戦略

ロング

月足・週足の上昇チャネル下限にもう一度タッチしたところを狙ってロング

上記に述べた日足以上の分析から、
一度短期的に深い調整が来ると見ています。

その調整を見終えてからのロングを狙います。

EP:月足チャネル下限での反発確認後

SL:月足チャネル下限の下

TP:月足チャネル上限(時間がかかる)、センターライン

ドテン:なし
※この三尊が機能したとて、ネックライン不明確、チャネル下限不明確でそこまで下落に転じる形でない

ショート

右上がり三尊の一過性下落を狙ったショート

現在月足レベルで形成中の右上がり三尊のネックラインに、
月足でもう一度試す展開があれば、
その右肩でショート。

このシナリオが進行している時点で、
月足チャネルは、機能していないことになるので注意。

EP:ネックライン規定後の右側

TP:月足押し安値の「1.16300」

SL:直近高値

ドテン:ネックライン超えてもPBの変化なく進行し、上位足で長い下髭や乱高下下落が確認できた場合

まとめ

以上、ユーロドルの長期目線をまとめました。

まだまだ、上昇する形かなと見ていますが、
まだ少し時期尚早かなと考えて居ます。

参考にしていただけたら幸いです。

※投資判断は、ご自身の責任にてお願いします!

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