お久しぶりです。
この記事では、今月の前半(2021年09月01日~09月18日)を終えての成績をまとめ、
後半に向けての改善点をまとめていきます。
また、先週の取引の中で特に印象的だったGOLDの取引について
言語化してまとめていきます。
今月前半の損益
-16570円
と大幅な損失となっています。
現在、NZDUSDで含み益が9000円ほど出ていますが、
こちらが想定通りの下落進行した場合はほぼトントンくらいになりますが、
確定していない利益を考えても意味がないので、
それ以外で何とか取り返せるように頑張ります。
今月は、月次3か月連続プラス(※)がかかっている個人的には大事な月で、
正直この数字にはすこし残念ですが、引きずることなく後半に向けて改善していきます。
※月次3か月連続プラスをロットを上げる条件にしているため
個人的には今月は先月や先々月よりボラはあるものの方向性が定まらず、
難易度が高い相場だなと感じていますが、
それでもとれるところはしっかりとれているので、
あきらめずに頑張ります。
全体的な反省点
今月前半(9月11日頃まで)は、就職活動で忙しくしており、
今までにない生活を過ごしていました。
7:30起床→9:30仕事スタート→18:00仕事終わり→トレードや筋トレなど→24時就寝
という極めて健康的な生活習慣を送っていたわけですが、
その一方でトレードに避ける時間が少なく、
その状況にすこし焦れてきてしまい、
変なところでの根拠の薄いエントリーが増えたのがこの損失の原因のおおきな部分です。
特に、仕事の休憩時間にチャートを見てしまって、
その時のミクロの値動きだけで判断してエントリーすることが多く、
それによってトレード機会の増加と損失の増加が起こしてしまいました。
(戦績の画像でも9/10までのエントリーが多いことがわかります。)
今までは、どちらかというと学生生活の中でトレードをしていたため、
専業の方近いトレード時間を確保できていましたが、
今回初めて兼業トレーダーの生活を経験することができ、
損失と引き換えではあるもののいい経験ができたと感じています。
兼業トレーダーの難しさを感じ、それをどう乗り超えるのかも
学生を終えた時のために考えておく必要がありますね。
(学生終了までに専業になれる利益を安定的に上げられれば話は別ですが)
もちろん、専業への夢は一番強いですので、
あきらめず長い目で見ながら続けていきます。
損失が額面で大きくなっているもう一つの理由は、
「許容損失額が大きくなってきたから」
という点も挙げられます。
これは単純に今までよりもメンタル的にゆとりができ、
許容損失額が大きくなるに伴ってロットが少し増えていることが、
損失額に影響しているという点です。
ただこれはそこまで大きな要因ではないので、
「近視眼的なエントリー」を減らす必要がありますね。
近視眼的なエントリーについて
自分はよく近視眼的なエントリー(下位足のみで判断してエントリーすること)をしがちなので、
これをどのように防ごうか考えていきます。
防ぐ方法は、「いつどういうときにこれをしていたのか」を知ることに尽きると思います。
ということで、近視眼的なエントリーをしてしまう状況を洗い出してみます。
- 仕事や課題などほかのやるべきことを行っているときにふとチャートを見た時
- ゲームの隙間時間にふとチャートを見た時
- 起床後すぐ
- 過去の頭の中で描いていた展開が成り行きで来ている時
現時点で思いついたのはこの4つの場面です。
いずれも、エントリー前に深く思考しておらず、
過去に「こうなってこうなったらいいなぁ」と思っていたことが現実になったときに、
なんとなくでエントリーしていることが多いです。
また、これをしてしまうときは必ず、
「確定足での判断」をしていない時に起こります。
自分は「確定足ベース」でトレードをしているので、
エントリータイミングはエントリー検討時の4時間足や日足の確定後になります。
※ルールというよりスタイルから勝手にこうなる
ですが、近視眼的なエントリーをするときはいつも確定足を待たずに、
エントリーしていることがほとんどです。
これをルール化して直すことが解決策の一つになるかもしれません。
また、上記に述べた環境下ではチャートPC画面上に開かないことが、
近視眼的なエントリーを防ぐ簡単かつ合理的なやり方かもしれません。
取引の反省点
今月前半は上記の点で損失を伸ばしてしまったわけですが、
もちろん値動きの面で反省すべき点も多いです。
そのなかでも今回は非常に難しい値動きだと感じたGOLDの取引を振り返っていきます。
GOLD
チャート画像
取引内容
狙いは、戻り目一過性からの急騰転換の値動きで、
直近上昇を支えていた日足以下のトレンドラインを下抜けて急落を作った後、
三尊形成に向かったが節目下抜けできずに急騰転換し、
上値の節目を実体で上抜けしたタイミングでエントリーした。
1時間足確定まで待っていたため、エントリーはだいぶ不利な値位置ではあったものの、
戻り目を狙ったショーターのロスカット狩りをしている状況だったので、
まだ伸びるだろうと思いリスクリワードが見合ったのでロングをエントリー。
結果は、さらに上昇して日足が下髭の長居陽線で引けるも、
上昇も一過性で終え、本格急落して損切となった。
損切直前に損切水準を下げることも考えたが、
自己都合的で値動きの根拠もないと判断し損切りしたが、
結果的に損切りしといてよかったといった値動きになった。
反省点
この取引内容は反省点が多い。
- 節目規定が甘い
- 反発初動や上位足での反発圧力の弱さ
- 日足確定時の上昇優位性の判断の遅さ
このあたりが大きな反省点となる。
まずは、エントリー前~エントリーの期間での反省点は、
「節目規定の甘さ」「反発初動や反発圧力の弱さ」が挙げられる。
先々週足確定時の大きめの陰線に反発が顕在化してないことはもちろん、
日足でも小さなコマの連続でその反発規模は限定的なことが見えていた。
それに対し、反発が急騰になることを妄想し、
甘い節目規定の上抜けにエントリーしたことが、この期間での反省点となる。
これは、上位足の確定足への認識が甘いことが原因で起きたミスであるが、
そもそもなぜ認識が甘かったかというと
「月足の確定足から今月は上昇優位と決めつけていた」ということがあったと思う。
月足ピンバーを見ただけで、今月は上昇するだろうというバイアスが、
確認の甘さを生み、思考のないままのエントリーを生んだと考える。
これを防ぐには、上記でも述べたが、
「深く思考して本当にエントリーに値するのか、今ある情報で精査する」ことしかないと思う。
次に、エントリー~損切までの期間での反省点です。
これは、「損切の遅さ」にあると思います。
自分の想定では日足のコマが連続しているときに切りそろえていた実体高値を、
日足の実体で上抜けたら上昇に転じられるだろうと想像しており、
実際エントリー後そうなったのでもう一日様子見という判断になったが、
その翌日の足が、前日足(下髭長い陽線)にインサイドした陰線になった。
この時点で自分の上昇シナリオは優位性をなくしており、
この日足陰線が確定時に損切りしておくべきだった。
しかし、実際はそれができずにずるずる下落する様子を見守ることしかできず、
結果的にロスカット水準ちょい手前で自分で損切る格好になった。
これは、今月の課題である「臨機応変に動く」ができていない典型的な例であり、
実際に防がないと行けなかった大きな損失になった。
同じ損切でも小さく抑えるのか、大きくなるのかで、
長期的に全然成績が変わってくるのは明白である。
これは、「常に様々な確定足に対するシナリオを持っておく」ことが、
一番の対策であり、メンタル的にもより安定した取引ができると思う。
今週からは、
「今ある情報を深く試行して精査する」
「エントリー後は常に様々な確定足に対するシナリオを持つ」
ことを課題として取り組んでいきたいと思う。
まとめ
今回は、2021年09月の前半の戦績を振り返り、
その中でも直近で特にひどかったGOLDの値動きを振り返りました。
今月の課題として「臨機応変に対応する」ことを挙げているが、
それを実現するために必要な「複数シナリオの用意」と、
「エントリーまでの課題」として挙げた「深く試行して精査する」ことを
今月後半で課題として意識して取り組んでいきます。
自分の取引スタイルから考えると「深く試行して精査する」ことは、
確定足を待っている間に十分にできるので、
まずはエントリーまでのこの時間をしっかりとってトレードをしていきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。