この記事では、2021/12/05~12/11の一週間の損益を纏め、
その中で反省点の多い取引を振り返っていきます。
損益まとめ
+47円
今週は、5つのポジションしか決済しておらず、
エントリーしたのはこの5つ+シルバーショートのみの6つ。
明らかに戦いにくい1週間でした。
その理由は、相場環境が変化したからだとみています。
特に、値動きにおいては、直近全く出ていなかった値動きが頻発しており、
また自分が得意な節目への張り付き(明確化)からの節目抜けといった展開の遅い形ではなく、
高値からトレンドラインを一気に下抜けたり、安値から一気にトレンドラインを上抜けたりと、
置いて行かれる時が多かったです。
そこで無駄な損失を被らなかったのはよかったことの一つである一方、
ある程度ボラがあった1週で利益を残せなかったのは反省点です。
それでは、今回は唯一の大きな損失となった取引であるGBPNZDの取引を振り返ります。
取引振り返り
GBPNZD
チャート画像
取引内容
Open Time | Type | Size | Item | Price | S / L | T / P | Close Time | Price | Profit |
2021.12.09 13:08:18 | sell | 0.05 | gbpnzd | 1.93889 | 1.94395 | 0.00000 | 2021.12.09 14:49:06 | 1.94378 | -1882 |
週足急落前水準をV字で取り戻した後一気に急落。
その後の下落継続した後の更なる下落継続を狙ったショート。
4時間足トレンドラインでの1時間足の反発を見てショートエントリーするも、
トレンドラインをすぐに超えてあえなく損切。
反省点
まず、4時間足トレンドラインに対して4時間足の確定を待たなかったこと。
正直、1時間足エントリー時に4時間足が残り2時間残っていることは把握していた上に、
この時間なら4時間足巻き返して陽線で引けるかもなと思いながら打診で唾つけしていた。
ここ数週課題に出てこなかったが、トレンドラインや節目が確認できる、
最上位時間足の確定を待つことはマイルールになっており、
今回はそれを破った結果の損切である。
ここまではメンタル面。
次に値動きだが、今週はGBPNZD以外も含めて、
短期的なトレンドラインを高値更新(安値更新)後に即抜けする展開で、
急騰急落を形成する銘柄が多かった。
今回も、4時間足の上昇トレンドラインを高値更新後に即下抜けて急落。
この値動きに違和感を覚え、「継続優位性ない」と判断すべきである。
下抜け直後はそう思っていたし、逆三尊形成に向かうかもなと考えていたが、
その後の下落圧力が強い様子を見て考えを変えてしまい、
これは下落が展開速く継続するぞ、「細いごぼうかも」と思い、
意識されているかも明確でない下落トレンドラインを背にショートエントリーしてしまった。
今までと違った展開速度の加速と短期足の下落圧力の強化が想定外の値動きとなり焦りがでて、
検証と違った分析、ルールをやぶったエントリーになっている。
想定外の値動きがメンタルにも影響したいい機会となった。
想定外というのは具体的に、
今回の値動きに「下落継続優位性がない」と考えた時に想定できたいくつか値動きに、
今回の値動きがなかったということだ。
「継続優位性がない」=「下抜け後すぐにもたつくイメージ」があったが、
今回はそうではなく「継続優位性がない」=「一過性の大きな急落」となった。
継続優位性はないが、その性質が違う。
改善策
まずは、チャートの右側をいくつかのパターン想像したときに、
その中にない値動きが来ることをなくすことが技術的向上には一番だと思う。
要は、もっと色んなチャートを見ていろんな値動きを知ること。
これは、トレーダーをやめるまで継続して続けなければいけないことだ。
そして、メンタル面では、
「知らない値動きなのかどうかを把握する」「知らないことを知ってエントリーを避ける」ことが、
想定外が起きた時にできる安全策であるので、
値動きのイメージを明確に持ったうえで、
それ以外の想定外の値動きが実現したときは静観することを課題とする。
ルールを破らないという改善策は正直意味がないと思っている。
今回のように想定外が起きた時に人は不安や恐怖に陥る。
想定外が起きた時に不安や恐怖に陥らない、
想定外が起きたことを想定し、対策することが大事。
今回だと、「想定外の値動き、知らない値動きが来たら離れる」こと。
そのためには、「想定外の値動き、知らない値動きが来ていることを正確に察知する」ことが大事。
今週は、この「知らない値動きが来ていることを察知して距離を取る」ことを課題とする。
まとめ
今回は、 2021/12/05~12/11の一週間の損益をまとめ、
その中からGBPNZDの取引を振り返りました。
今後も知らない値動きは確実に来るだろうし、
いくら過去チャートを研究しても知らない値動きは来るだろうと思っているので、
今週課題に挙げた「知らない値動きが来ていることを知って、一度距離を取る」ことを意識して戦います。
最後までご覧いただきありがとうございました。