FXトレードの基本

エッセンシャル思考|書籍紹介

この記事では、マキューン・グレッグ氏の著書「エッセンシャル思考」を読んで、
その感想や、トレードへの活かし方をまとめます。

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エッセンシャル思考とは

エッセンシャル思考とは、一言にまとめると、

より少なく、しかしより良く」です。

たくさんの仕事をこなせる人が、仕事ができる人ではない。

少ない労力でより良い成果を出す。

これがこの本のテーマとなってきます。

しかし、これを簡単にできる人は相違ないのが現実。

そこで、この本を読むことで、
より少なく、しかしより良い仕事をするための第一歩を踏み出すことが出来ると思います。

物の見方、とらえ方を変えるために必要な考え方がたくさん示されていますので、
ぜひ実際の本を手取ってご覧ください。

内容

それでは、詳しく紹介していきます。

PART1 エッセンシャル思考とは何か

エッセンシャル思考は、より多くの仕事をこなすためのものではなく、
やり方を変えるためのものである。

そのために、物の見方を大きく変えるが必要だが、
それは簡単ではないと記載されている。

今まで慣れてきたやり方やそれを当たり前と思う思考は、
常に私たちを引きずり戻そうとするからである・

エッセンシャル思考は、以下の三つの思い込みを克服しなけらば始まらない

  1. やらなくてはいけない
  2. どれもすべて大事である
  3. 全部できる

この三つを以下の真実に置き換えよう。

  1. 自分でやると決める
  2. 大事なものはめったにない
  3. 何でもできるが、全部はやらない

この3つがエッセンシャル思考の第一歩であると紹介されている。

非エッセンシャル思考の人は、
大多数の物事が重要だと考えるが、

エッセンシャル思考の人は、
大多数の物事は不要だと考えている。

この考え方を習得するための具体的な考え方や方法は、
ぜひ書籍を手に取ってみてほしい。

PART2 見極める技術

エッセンシャル思考の人は、そうでない人よりも多くの選択肢を検討する。

こう聞くと、
今までといっていることが違うと思う方もいるかもしれないが、
そうではない。

非エッセンシャル思考の人は、
あらゆる話に反応し何でもやってみるのだ。

だから多くのことに手を出すが全て中途半端になってしまうのだ。

これは過去の自分にも当てはまることであったw

このPART2では、数ある選択肢の中から本質的なものを見極める技術が紹介されている。

本当に重要なものを見極めるために必要なことは5つ

  1. じっくりと考える余裕
  2. 情報を集めるための時間
  3. 遊び心
  4. 十分な睡眠
  5. 何を選ぶのかという厳密な基準

この5つである。

忙しく動き回ることが優秀だと考えている人は、
考えたり眠ったりする時間をなるべく減らそうとしているが、
本当は立ち止まる時間こそが生産性を高める特効薬である。

エッセンシャル思考の人は、
なるべく時間をかけて調査・検討し、
意見を交わしてじっくりと考える。

そうすることで初めて本当に重要な物事の見極めができるとまとめられている。

上に5つを実践するための考え方や行動の変え方などは、
書籍を見てみてほしい。

PART3 捨てる技術

ここでは、本当に重要なことをやり遂げるために、
不要な物事を捨てる技術について紹介している。

例えとして、
PART2までは、クローゼットにある洋服を一通りチェックして、
いるものといらないものを区別し終えたところである。

PART3は、そのいらないものにした洋服を本当に捨てられるようになるために技術を紹介している。

たしかに、私自身もいらないものとわかっていても、
捨てられないものはたくさんある。w

人間の心理として、
一度手に入れたものを実際より高く評価しがちということがある。

例えば、
洋服も一度買ったものはいらないのに取って置いてしまうことはないだろうか。

これ自体もその心理の一つ。

この場合、
「もしこれをまだ持っていないならば、今すぐにお金を出して買うだろうか」という
考え方をすることで、捨てるべきかどうかの区別がつく。

しかし、実際の仕事ではそう簡単ではない。

転がり込んできた仕事にノーということが出来るだろうか?

これも選び方がある。

「もしこの話が来ていなかったとして、自分から積極的にやりたいと手を上げるかどうか」

このような基準で見てみることが大事である。

考えるべきは、「どれを引き受けようか」ではなく、
「どれにノーというか」である

これを、自分自身に問うときに、
自分の優先事項がはっきりと見えてくる

こうなると、自分個人だけでなく、
組織全体のために最高の仕事ができるようになる。

トレードでも、何をするかではなく
何をしないかを決めることが大事であると、
御堂氏がおっしゃていた。

このように、優先順位を明確化することで、
最高の仕事につながると紹介されている。

書籍の中では、
「上手に断る方法」や「断るための思考」などが
より具体的に紹介されている。

PART4 仕組み化の技術

ここでは、先ほど例に挙げたクローゼットをきれいに保つ仕組みを作る方法について書かれている。

非エッセンシャル思考の人は努力や根性で何とかやり遂げようとするが、
エッセンシャル思考の人が全く逆で、
「なるべく努力と根性がいらないように、自動的にうまく仕組みを作る」と示されている。

クローゼットの例えでいうと、
不用品を入れる大きな袋と必要なものを入れる小さなスペースを作り、
ごみの回収日に毎週出したり、定期的にリサイクルショップに持ち込む比を作ることである。

クローゼットがいっぱいになってからかたずけるのにはものすごい時間と労力がいる。

その状況になる前に仕組み化することが重要であるのだ。

その仕組みを作るための具体的な方法は、
ぜひ書籍を手に取って読んでみてほしい。

トレードに活かすには

トレードでこの考え方を生かすには、
少し考え方を柔軟にする必要があるかと思いますが、
ここではその活かし方を自分なりにまとめます。

  1. たくさんの銘柄を取引しない
  2. いろんな時間軸で取引しない

この二つがトレードに行かせる考え方だと考えました。

たくさんの銘柄を取引しない

1つ目は、「たくさんの銘柄を取引しない」ことです。

これは、自分の経験談ですが、
たくさんの銘柄を取り引きすることで、
全ての銘柄分析が中途半端になってしまいます。

損切食らった後から見返すと、
「こんなところに節目合ったわ!」
なんてこともよくありました。

また、たくさんの銘柄を取引すると、
ボラの肥大するタイミングで、
たくさんの銘柄で瞬時に取引の判断をしないといけないため、
適切な判断が出来なくなってきます。

そのため、1つに絞れとまでは言いませんが、
2つくらいにしとくべきだなと思いました。

いろんな時間軸で取引しない

2つ目は、「いろんな時間軸で取引しない」ことです。

これをされている方は結構いるのではないでしょうか?

自分もよくやっていました。

スイング目線の取引にスキャで追玉したり、
複数銘柄で銘柄ごとに時間軸を変えていたり。。。

こうすると、どの時間足を基準に見ればいいのか、
分からなくなってきてミスが増えてきます。

短期での損切が、メンタルに負荷をかけて、
判断を急がなくていい別時間軸の別銘柄まで切ってしまったなんてことも。

この分を聞いただけだと、
「お前が下手なだけ!」と思われるかもしれませんが、
メンタルというのは自分でも予測ができません

そのくらいトレードというスポーツにおいて、
メンタルは重要なものなのです。

そのメンタルを安定させるために、
「いろんな時間軸で取引しない」ことは、
重要になってくると思います。

まとめ

今回は、マキューン・グレッグ氏の著書「エッセンシャル思考」を紹介しました。

トレードだけでなく、人生の様々な場面でこの考え方は応用できるので、
ぜひ書籍を実際に手に取って読んでみてほしいと思います!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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