この記事では、2021年05月31日16時現在ののチャートから、
今後の方向性を決める今月足の確定を想定し、
それに伴う今後の戦略を考えていきます。
今日で月足が確定しますが、
その月足が今後の値動きに大きい影響を及ぼすと考えています。
※投資判断は、ご自身の責任にてお願いいたします。
今後の想定シナリオ
月足確定を想定してそれに伴うシナリオを考えていきます。
まず、月足確定の想定はこうです。
- 月足実体が前回高値を明確に超えて引ける
- 月足実体が前回高値より下で引ける
陰線になることは考えず、
陽線の前提で前回高値より上で引けるのか下で引けるのかに注目していきます。
その上で、それぞれの場合において短期での戦略をこれから考察していきます!
チャート分析
月足
月足では、直近上昇トレンドを形成中です。
この上昇が継続優位性があるかどうかが、
今後の戦略を考える上で最も重要です。
月足だけで継続優位性を判断するのは難しいです。
調整は限定的で推移していますが、
陰線のドローダウンも一定みられるうえに、
直近はマクロの節目に差し掛かっていますし、
髭も一定数見えます。
しかし、いわゆる乱高下上昇といえる値動きでもなく、
非常に判断が難しいです。
個人的には、継続優位性があると見ています。
その理由は、規則性にあります。
月足レベルで押し目形成から高値更新に至るまでのプロセスに注目すると、
陰線確定後の陽線コマを形成し、そのコマ上限を超えるタイミングで高値も更新という
一連の規則性を直近もつくっており、
その規則性を加味すると今の上昇はもう一段いけるのではないかと見ています。
本格的なマクロの上昇トレンドは、
ダブルボトムのネックライン超えからかなと見ています。
週足
週足は、チャネルを形成しての上昇になっています。
これを考えると、やはりチャネル下限で底固めを見せている上、
マクロ節目に到達しているものの、
調整を妥協していない点から、
まだ上昇継続できるのではないかと見ています。
トレンドが折れる条件は、
マクロ節目に調整を妥協して食い込むことですが、
現状は調整をしっかりかましています。
直近の上昇を見ると、
ボラを縮小させながらの上昇であるため、
ここが個人的には引っかかる点ではありますが、
おそらく、短期でドローダウンを作る前の予兆かなと考えています。
つまり、想定している流れは、
来月足寄り付きから下落して、ダブルトップを見た投資家のショートを追随させ、
その下落が一過性になって高値を更新して損切を巻き込む。
このような流れかなと思います。
一方、下落が継続する流れは、
チャネルセンターと前回高値とのコンセンサスからダブルトップ形成後、
チャネル下限を明確にして割れる流れです。
このまま上昇する流れなら静観です。
なぜなら、調整を妥協している上昇になるからです。
今は非常に難しい局面に来ているかなと思いますが、
少なくとも下落反発は来るかなと思っています。
日足
日足では、短期的な上昇トレンドを形成するも、
その上昇は力強いとは言えません。
また、日足で見ると、
直近は調整を妥協しながら高値更新をして週足月足高値を試しています。
こうなると、やはり一旦下落調整が見込めるでしょうか。
ここで、すこしひもが解けた気がしますね。
月足、週足で想定しているシナリオが、
日足でも想定できるとマクロ→ミクロ→マクロの流れが想定でき、
戦いやすくなってきます。
やはり、上位足だけでは汲み取れないことが多いですねw
今後の想定シナリオまとめ
一番理想的な想定シナリオは、以下の通りです。
- 月足・・・直近高値より下で引ける
- 週足、日足・・・来月寄り付きから下落反発でU字ネックライン等を試す調整をする
ここから後のシナリオは、いくらでも考えられますので、
まずは、すこし短期的なシナリオを想定しておきます。
一方、最初に述べたもう一つのシナリオはこうです。
- 月足・・・直近高値より上で引ける
- 週足、日足・・・調整を妥協した高値更新のため、下落反発初動が大きくなる
この場合、すこし今後の想定が難しくなるというか、
上にも下にも生きにくい環境になるかなと思います。
まとめ
今回は、GBPUSDの今後の想定シナリオについてまとめました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
※投資判断は、ご自身の責任にてお願いいたします。