この記事では、今週の私の損益をまとめて、
その取引の中で特に反省点が多かった取引について振り返り、
改善点を探していきます。
週間損益レポート
今週決済した取引は、以下の通りです。
-2245円と損失と週次はマイナスとなりました。
週引け前までは+5000円ほどになっていましたが、
スイングで入っていたNZDUSDが損切にかかってしまい、
結果はマイナスとなりました。
今回は、このNZDUSDの取引について、
振り返っていきます。
取引振り返り
NZDUSD
チャート画像
取引内容
相場環境は、上昇トレンドが継続していたところを一度調整局面に変化させてきて、
月足では実体でレンジ下限を期待したような恰好を形成した状況。
上にも下にも力強く動ける環境ではなく、
レンジ局面が継続する環境であると判断した。
そのなかで、レンジ下限に日足ベースで下落トレンドラインを形成し、
実体で超えられない水準を明確に規定したところ。
その下落トレンドラインを上抜けて反発上昇になる展開1~2週間目安で取りに行ったが、
日足引けにかけて実体を下落トレンドラインの下に戻し、
そのまま直近安値を割れて損切となった。
反省点
今回の取引はすべての行動で反省点がある。
エントリーが後発すぎる
まず、このエントリーに関する反省点として、
「後発すぎること」が挙げられる。
なぜ後発すぎたかというと、
4時間足のトレンドライン抜けを見ていて、
抜けたのを確認後さらに時間を待ってからエントリーしたからである。
この時に、時間的習性を考慮して、
日足が戻してくる可能性があることを頭に入れておければよかったのだが、
この時はすでに一方向に視線が偏っていた。
まず、この両方向の戦略、視点を常に持って、
リスクリワードをなるべくよくして戦うこと、
それからそもそもエントリーすべきかの判断について、
まだまだ判断基準が曖昧であるので、
これをもっと明確に持ち続けることが改善策になってくると考える。
具体的には、日足レベルのトレンドラインなら、
日足が上抜けるか、日足で張り付く値動きを待つか、
下位足で上抜けている場合でも、レジサポ転換等の値動きを待って、
当該時間足の確定を待つことが対策になってくると思う。
損切位置が近い
次に損切りする位置についてだが、
損切に関しては4時間足レベルの安値に置いており、
結果的に損切になったものの、
損切後すぐに反発しコマ足に変化した形になった。
このことからわかるように、
損切位置として4時間足の安値の下は間違っていたことがわかる。
よりいい位置としてあげられるのは、
週足で陽線が出ているとこ(週足直近安値)の下付近だと考える。
やはり、ほぼほぼダブルボトムのような形になっているが、
ダブルボトムと見るならば、右底が明確な買いの厚い領域に食い込めていないため、
このようないわゆるだましのような値動きになったと考える。
決して右上がりが悪いのではないが、
今回は買いの厚い領域が明確に右上がりになっていなかったため、
やはり直近安値まで食い込む必要があったのだと感じた。
損切が遅い
先週からの目標は、
「臨機応変に対応すること」としていたが、
この取引はその対応が求められる場面であった。
それは、日足引けにかけて実体をトレンドラインに戻してきた後のことである。
想定は、エントリーした日の日足が、
トレンドラインをしっかり超えることであったが、
そうにはならずに実体を下で引ける格好になった。
このときに、損切を検討しなければいけなかったが、
想定外であったことから対応策が全く思いつかず、
結果的に動けない状況に陥ってしまった。
常に逆行する戦略、最悪のシナリオを想定しなければいけないが、
この時は全くできていなかった。
もし、損切検討ができているならば、
その後のカタカナのレで逃げて損失を小さくすることもできたであろう。
※あくまでも理想論だが
この臨機応変な対応に関しても、
まだまだへたくそな部分であるので、
臨機応変な対応ができるような準備ができてからエントリーするように、
改善したいと思います。