この記事では、2021/10/23~10/30の一週間の損益をまとめ、
その中で特に反省点が多かった取引について振り返っていきます。
損益まとめ
週間
次に、週間損益は、以上の通りとなりました。
-5555円
最終週は、一気に取引量が増え、
1回の取引における損失は大きくはないものの損切取引が多く、
一方の理想的な利益確定はEURUSDの1回と圧倒的に勝率が低い週となりました。
全体的な戦略は、クロス円で1番効率よさそうなものの押し目を待ちながら、
優位性のある銘柄を狙おうという戦略でしたが、
週引ける直前まで調整のレンジが多く、
そこで無駄にトレードが多くなったのがこの結果につながったと思います。
方向性があっている銘柄でも、
タイミングが間違っている銘柄もあったり、
逆に方向性が間違っている銘柄もあったりと、
最終週もまだまだ改善点が多い週となりました。
それでは、今週のトレードの中で反省点の多い取引を振り返ります。
取引振り返り
NZDUSD
チャート画像
取引内容
Open Time | Type | Size | Item | Price | S / L | T / P | Close Time | Price | Profit |
2021.10.29 09:31:59 | buy | 0.05 | nzdusd | 0.71864 | 0.71466 | 0.72538 | 2021.10.29 15:49:03 | 0.71463 | -2283 |
2021.10.29 09:32:05 | buy | 0.03 | nzdusd | 0.71864 | 0.71470 | 0.72538 | 2021.10.29 15:49:01 | 0.71468 | -1352 |
2021.10.29 09:34:03 | buy | 0.02 | nzdusd | 0.71888 | 0.71459 | 0.72543 | 2021.10.29 15:49:04 | 0.71457 | -982 |
取引の狙いは、短期的に力強い上昇で週足下降ウェッジを上抜けたので、
更なる上昇を狙って押し目狙いでロング。
U字形成から上抜け後、ネックラインにレジサポ転換したタイミングで、
ロング0.10lotエントリー。
反省点
この取引における反省点は多い。
- 相場環境の見落とし
- 4時間足確定待ててない
- 取引銘柄の多さ
このあたりが反省点となってくる。
まず、「相場環境の見落とし」について
今回、このNZDUSDは週足で大きな下降ウェッジを形成していた。
全体として上昇圧力は強く、下落圧力が依然弱い状態でのマクロレベルで押し目に見える下降ウェッジだった。
しかし、その下降ウェッジ上抜け時の値動きに注目すると、
ほぼ下限から一気に上抜けしていることがわかる。
このことから、上昇継続するにはしばらく燃料をためなければいけない状態になっていた、
それにも関わらず、自分は調整幅限定的できれいなU字を形成したのを見て、
そのネックラインに到達した段階で早期にエントリー。
結果、すぐに損切りとなった。
今回も近視眼的なエントリーになっていることがわかる。
その一方、近視眼的なエントリーのみならず、
最上位足の方向性と下位足の方向性の一致でエントリーしており、
その間の足(週足、日足など)の環境や値動きの考察が完全に欠落していることが、
この取引から新たに分かった。
次に、「4時間足の確定を待てていない」ことについて。
これは、チャートを見てもらうとすぐにわかると思うが、
レジサポ水準に到達して確定した4時間足は一切上昇優位な足を示しておらず、
ここだけでも上昇に不利な値動きであることが読み取れる。
もちろん、ここだけで判断することはできないが、
これを待つだけで間違いなくエントリーすることはなくなっていた。
ルールである「4時間足確定を待つ」ことが無意識のうちにできなくなっていることがわかる。
最後に、「取引銘柄の多さ」について。
このNZDUSDエントリー時、すでに別銘柄(JP225,GBPUSD,EURUSDなど)にエントリーしており、
そのほかにも注目銘柄がたくさんあった。
そのため、1つの銘柄に対する考察がおろそかになってしまい、
このような雑な取引になった。
これに関しては、自分の甘さ、行けるだろうとどこかで思っていたのだろう。
しかし、自分はマルチタスクは全く持って向いておらず、
マルチタスクでいい成績が出た試しがない。
銘柄選定の基準をもっと明確に決めることが対策になるか?
改善策
Twitterにも記載したが、自分の検証は、「マクロ→ミクロ→さらにミクロ」という流れで行う。
その通りに分析すればいいものを、
トレードするときはさらにミクロの足だけで方向性を決め、
それに優位な情報を上位足から集めるという作業になっている。
これでは、検証の結果が出るはずもない。
せっかく検証しているのだから、
その成果を正確に測るためにも「検証と同じことをやる」という意識で、
今後はトレードしていきたい。
色々近視眼的なエントリーに対する対策は打っているが、
なかなかうまくいっていない。
ほかにも、トレードノートに大まかでいいから戦略を書く。
などもやってみたいと思う。
ただ、今までやっていたトレードノートは続いたことがないので、
続けられる方法を考えなければいけない。
まとめ
今回は、2021/10/23~10/30の一週間の損益をまとめ、
その中で特に反省点が多かった取引について振り返っていきました。
どうしても、近視眼的になってしまうことがあり、
無意識レベルでの癖になっている。
これを直すのは相当根気が必要だが、
それを仕組化してなんとか勝てるように頑張ります。
最後までご覧いただきありがとうございました。