チャート分析

株式のバブルはいつ終わるのか?

この記事では、先週久しぶりの大きめな下落反発を見せた、
株式相場(日経・ダウ・S&Pなど)のバブル上昇が終わるのかどうか

これについて、チャート分析自身の知識からまとめていきます。

※投資判断は、ご自身の責任にてお願いします。

バブルは終わるのか?

結論はこちらです。

バブルは終わるがいつかはわからない。

オマエ何を言うとんや!

そう思われる方もいるかもしれませんが、
これに関しては申し訳ないです。

バブル崩壊のタイミングを当てた人間というのは、
今まで一人もいません

というか、当てたって言うている人は、
1000000%たまたまです。

あの、世界三大投資家のウォーレンバフェットでもわかりません。

これは、地球において不変の真実です。

かといって、
バブル崩壊を狙ったショートを取れない人がいないわけではありません

過去をさかのぼっても、
バブル崩壊を予見してショートをナンピンで積んでいき、
爆益を得た人がいます

ですが、その方たちでさえ、
タイミングまではわかりません。

そろそろ、そろそろ、そろそろといって、
崩壊するまでショートをし続けていただけです。

これを念頭に入れつつ、
チャートを見ていきましょう!
※チャート分析はNYDOWと日経を見ています!

チャート分析

NYDOW

月足

月足では、力強すぎる上昇を形成中です。

直近のコロナショックの下落をもろともせずに
どんどんあげていっています。

月足から汲みとれることは、
まだ今月はバブル崩壊はしないということです。

なぜかというと、
月足が陽線連続で先月まで引けているからです。

バブル崩壊の月足レベルでの予兆は、
陰線確定のみなのです。

コロナショックの相場でもわかるとおり、
一発でどかーーーーーんと超大陰線を出すことはなかなかないです。

なぜかというと、月足ベースのボラ肥大の上昇トレンドだから。

つまり、月足が陰線確定しない限りは
多くの投資家が下がれば買い、下がれば買いと、
損切よりもナンピンに走るからです。

バブル崩壊というのは大量の損切を巻き込んで起きるものですので、
月足レベルで損切をしなければいけない理由が出来ないといけません。

週足

週足では、先週すこし焦りが出そうな値動きである、
一過性急落が起きて、不安になる投資家の声が目立ちました。

しかし、この程度の下げ幅です。

ここで、ひとつ伝えておきたいのですが、
この程度の下落でビビるなら取引するなということです。

見ての通り、月足ではちょっとの陰線にしか転じていないのに、
週足では急騰前水準でしっかり下げ止まっているのに、
この程度の規模の下落でビビるようなら、取引しない方がよいと思います。

これは、経験ですが、
そのような週足以上でほとんど表面化していない一過性の値動きに
ビビっている時点でその取引は利益が出ません。

と、話がそれましたが、
週足はこのように下髭の陰線ピンバーで引けています。

ここで、注意すべきなのが、
ピンバーインサイドの流れです。

このピンバー安値下には週足以下の損切がたくさんたまっています

この安値割れたら損切くらいのリスク許容で戦っていくべきかなと思います。

日足

日足で見ると、比較的大きな急落が来ています。

急騰前水準を深掘っている形ですので、
トレンド再開には少し時間が必要かなと思います。

トレンド再開に向けてもう一度下落してくるならまだもう一段の上昇が期待できますが、
そのまま高値更新するならすこし危険な値動きになっていきますね。

調整の妥協によって崩れやすい環境がどんどん整っていくので、
今後の調整の進捗に注目しましょう!

日経225

月足

月足は、こんな感じでNYDOWとは違って、
先月、先々月と2連続で陰線確定しており、
その形を見るとディセンディングを形成しているように見えます。

どちらかというと、日経は崩れてもおかしくないと思います。

直近三ヶ月は上髭の連続で上値抵抗感を月足レベルで見せていますし、
このあとに超大陰線が出ても違和感がない環境になっていますので、
注意が必要です。

また、黄色の節目の抜け方も、
遠い水準から一気に抜けているため、
この要因からも崩れる可能性が一定あると見ています。

週足

週足は、やはりディセンディングを形成しつつ、
3回節目を試して4回目で下抜けという転換点のような値動きが見えています。

この転換点ですが、一定の転換優位性があるかなと見ています。

規模は小さいため、そこまで一気に下落を作れるかはわかりませんが、
少なくとも節目の意識をさせてから、その節目を抜けて下落圧力が強まったので、
週足レベルで意識されていたと考えられます。

この観点からも、日経はダウよりも崩れる可能性が高いと見ています。

しかし、週足レベルのトレンドラインは規定されないまま下落に転じたので、
いわゆる節目のコンセンサスがないところでの下抜けにはなっています。

それでは、下位足でこのディセンディングを見ていきましょう!

日足

日足で、ディセンディングを見てみると、
やはり一定の転換優位性は確認できると思います。

節目の明確化からの上昇圧力の低下も見れていて、
下抜けた段階で下落圧力が強まっていることを考えると、
今はロングもショートも難しい環境下と思います。

また、直近レジサポ転換のような形になっていますが、
これについていく優位性はないと見ています。

そもそも、バブル崩壊を狙ってのショートは選択肢にないので、
ショートするなら短期(デイトレ)ベースになると思いますが、
決済水準を見つけるのが非常に難しいです。

まとめ

以上、株式のバブル相場についてチャート分析から、
私の見解をまとめてみました!

あくまでも、私個人の見解ですが、
参考にしていただけると幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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