この記事では、過去の取引から筆者が取引優位な環境と
そうでない環境についてまとめています。
この前までうまくいっていたのに、また負けが続いてるよ~~~
こういう方は、一度自らの取引を振り返って、
どういう環境でうまく取引出来ていて、
どういう環境では負けやすいのかをよく検証してみてください!
先週今週の私はこれでした。
最初に
まず、筆者のトレードスタイルについて改めて述べておきます。
- リスクリワード1:2以上でしかエントリーしない
- エントリーの根拠になる時間足が確定するまではエントリーしない
- ロットは、最大許容損失額を基に設定する
- エントリー後、当該通貨のチャートはあんまり見ない
- エントリー後、値が進行中に成り行きで決済をしない
- エントリー後、SL及びTPを設定するが、根拠が変化しない限りはそれを動かさない
- 機会損失を怖がったエントリーはしない
詳しくは、こちらの記事をご覧ください!
このトレードスタイルによって取引優位な環境は大きく異なるため、
ここを最初に決める必要があると思います。
トレードスタイルがごちゃごちゃになると、
検証してもなかなか成果は見えてこないと思います。
それでは、実際に私の取引優位な環境とそうでない環境を解説します!
取引優位な環境
主に取引優位な相場環境はこのあたりでした。
※あくまでも、ミクロ相場環境です
- ボラ拡大局面で短期トレンドラインが機能する状況でのトレンド方向追随
- 4時間以上の大衆が意識するトレンドラインを抜けてきた後の押し目戻り目
- チャネル方向へのエントリー
- レ急騰局面
- 転換点形成環境(水平節目)から転換初動を取る値動き
以上の環境が検証から挙がりました。
ボラ拡大局面でのトレンド方向追随
一つ目は、ボラ拡大局面でトレンドに順張りする形の取引です。
このように、ボラ拡大局面では短期トレンドラインが良く形成されます。
このトレンドラインに対して順張っていくというエントリーです。
このようなトレンドラインは割れると大きな調整が来るので、
ロスカットは小さく設定する必要がありますが、
うまくエントリーできれば、SLをあげていけるのうえ
効率もよくなるため、取引優位な環境と言えます。
大衆が意識するトレンドラインを抜けてきた後の押し目戻り目
2つ目は、大衆が意識するトレンドラインをしっかり抜けてきた後の
押し目戻り目を狙う取引です。
押し目戻り目が機能しやすい環境とそうでない環境がありますが、
私はよく押し目戻り目が機能しない環境で押し目戻り目を狙うという癖があります。
しかし、押し目戻り目が機能しない環境を未だに明確に把握できていません。
一方、押し目戻り目が機能する環境は、すこしずつ見えてきているため、
その環境でのみ狙えばよいという形で取引していきたいです。
その押し目戻り目が機能する環境の一つが、
大衆が意識するトレンドラインを大きく割った後の環境です。
赤丸部分のような環境です。
ただし、この図の場合はマクロトレンドに逆張りになるので、
決済が難しくなります。
チャネル方向へのエントリー
3つ目は、チャネル継続の値動きを狙った順張りエントリーです。
このように、下向きチャネル上限からのエントリーですね。
私は、よくチャネル方向に逆張りがちなのですが、
基本的にチャネルはその方向に値が進行していることを示しているため、
割れない限り逆張りはRRも悪くなりがちです。
一方、チャネル継続を狙うとRRをよくできる上、
時間が経過するにつれてSLを動かせるので、
立ち回りやすいです。
レ急騰局面
4つ目は、レ急騰局面です。
カタカナのレというと戻り目を考えがちですが、
そもそも戻り目が機能しない環境では、
戻り目ねらいが致命傷になります。
レ急騰というのは、その戻り目狙いでエントリーしてくる投資家の
ロスカットを巻き込めるため、効率が良くなりがちです。
また、SLの置き方もわかりやすいので、
戻り目が機能しないという環境で、
レ急騰の予兆が見えれば立ち回りやすい値動きの一つになると思います。
転換点形成環境(水平節目)から転換初動を取る値動き
トレンドラインとは違って、水平節目から転換する値動きの初動を狙い取引です。
この画像はCADJPYですが、
このように水平節目を明確化して割れてくる値動きの初動を狙います。
トレンドラインの割れ初動を狙うのとは大きく違って、
SLが起きやすく失敗が少ないです。
トレンドラインの割れ初動を狙うとどうしてもSLを置く位置が難しくなります。
なぜなら、斜め向きだからです。
左図の水平節目では、高値切り下げを確認した時点で、
だいたいこの高値をSLの基準にエントリーを考えます。
一方、トレンドライン(特にチャネル)では、
SLの置き方が難しいです。
安値切り上げを見て水平でSLを置くとかられることが多いです。
前回の急騰前水準や、斜め基準で置かないとかられることがよくありますが、
○の方ではSLの値幅が大きくなってしまいます。
このことから、トレンドラインでは初動狙いが難しく、
水平の方が入りやすい傾向があります。
まとめ
自分の取引が優位な環境を知ることで、
今現在勝っている人はより資金効率をよく、
負けている人は、損失を減らす、利益額を伸ばすことが出来ます。
ぜひ、一度検証してみてほしいと思います!