この記事は、今週の取引結果をまとめて振り返り、
その中から特に反省すべき点が多い取引の内容を振り返っていきます。
取引結果
![](https://fxtrader-diary.com/wp-content/uploads/2021/06/image-49-1024x223.png)
今週は以上の表のような取引結果となりました。
-13473円の損失となり、久しぶりの大きな損失となりましたが、
これは先月から持っていたAUDJPYの損切が大きかったと思います。
元々10000円のリスクを取っていたため、
その損切が少し小さく抑えましたが7968円と大きくなりました。
ですが、それ以外での短期取引でも、
5505円の損失を出しているためこれをなくすべく検証をしていきます。
特に損失が大きくなったGOLD取引を振り返っていきます。
取引振り返り
GOLD
チャート画像
![](https://fxtrader-diary.com/wp-content/uploads/2021/06/image-50-1024x587.png)
まず、月足の現在の状況ですが、
先月の大陽線をわずか3週間足らずで打ち消してきました。
これは、想定外の月足で、
上昇トレンド終焉とまではいわなくても、
上昇トレンド再開にはまだまだ時間がかかる展開になっています。
![](https://fxtrader-diary.com/wp-content/uploads/2021/06/image-52-1024x589.png)
週足では、2週間前に作った下髭陰線ピンバーを下抜けて明確に急落に転換しています。
典型的なピンバーインサイドでの急落となっており、
この急落を作った主要因の一つとなっていると思います。
また、今週の大陰線は大きすぎるといっていいほどのインパクトがあるため、
これが再び上昇に転じる流れはなかなかすぐにできるもんではないと思います。
![](https://fxtrader-diary.com/wp-content/uploads/2021/06/image-53-1024x590.png)
日足で見ると、上昇を支えていたトレンドラインを割れて、
一気に急落に転じていますが、
この流れの中でも下髭陰線ピンバーインサイドからの急落になっています。
以上のことから、日足週足の下髭ピンバーインサイドの連鎖とでもいうべきか、
とにかく下落に有意な流れが週足まで波及していることがわかります。
私が狙ったのは、このトレンドラインから更なる上昇の継続でしたが、
見事にトレンドラインを割れて急落に転じました。
![](https://fxtrader-diary.com/wp-content/uploads/2021/06/image-54-1024x589.png)
4時間足で見ると、日足の上昇トレンドラインを割れた後、
右下がりのチャネル欄を形成し、
斜めの煮詰まりともいえるような流れで急落に転じています。
反省点
この取引における反省点は、損切になったことよりも、
その後の急落についていけなかったことです。
なぜかというと、本来の狙いはトレンドラインに支えられた上昇が継続するという流れで、
その流れが実現しなかったために損切になったにもかかわらず、
その逆行案であるトレンドライン割れに対して対応ができなかったからです。
また、トレンドラインを明確に割れたにもかかわらず、
その後も上昇展開が再開すると思ってロングをしてしまっているところが、
なお悪い点ですね。
(何とか、損失は免れていますが、そもそもいらない取引)
改善点・検証すべき点
以上のことから、チャネルやトレンドライン割れる時の値動きというよりも、
展開の早い相場についていくために必要な戦略を習得すべく、
展開の早い相場について検証しました。
検証内容要約
チャート画像
![](https://fxtrader-diary.com/wp-content/uploads/2021/06/GOLD_20210618_15m-1024x533.png)
![](https://fxtrader-diary.com/wp-content/uploads/2021/06/AUDJPY_20210618_15m-1024x534.png)
例の画像として二つサンプルを上げました。
画像にもありますが、展開の早いトレンドの戦い方は以下の通りです。
- 反発時に形成するトレンドラインを割れた段階でトレンド進行
- 割れたタイミングでエントリー
- トレンドを支えるラインを上(下)抜けてもパワーバランスが反発に傾かない
- 戻り売り、押し目買い検討する(反発狙いは難易度高い)
この2つを戦い方の基礎にすべきだという結論に至りました。
そもそも展開速度が速い相場というのは、
反発狙いのポジションをロスカットして進行していくという特徴がありますが、
このチャートをいるとその意味がよくわかりますよね。
白線で反発狙いのロングをしている投資家が割れた段階ロスカットする上、
逃げ遅れた投資家のロスカットがどんどん追随されます。
そのため、安易なロングは非常に危険で、
やるとしてもスキャルピングのみになると思いました。
まとめ
今回は、今週の取引を振り返り、
その内容から展開速度の速い相場について検証しました。
参考になれば幸いです。