今回は、2021/01/02から2021/01/08までの1週間の損益をまとめ、
反省点の多いトレードを振り返ってみたいと思います。
この1週間は、自分の悪い部分である、
相場環境の選定ミスによるエントリー数の増加が顕著に出てしまい、
損失を大きくしてしまいました。
損益まとめ
今週の損益は以上の通りとなりました。
-6428円
冒頭でも述べましたが、
1週間の取引としては非常に多い12回のポジションを取っています。
そのうち、利益確定できたのは3回のみであり、
非常に勝率の悪い一週間となりました。
それでは、今回はNZDUSDとSILVERの取引について、
振り返っていきましょう。
取引振り返り
NZDUSD
チャート画像
取引内容
1つ目のロングの狙いは、
月足レベルの広い値幅のチャネル下限からの反発。
チャネル下限で下げ止まりを見せた後、
右肩上がりの逆三尊を形成。
その右肩で下落チャネルの押し目を形成し、
それを上抜けた段階でロングエントリーをした。
2つ目のショートは、それが否定されたのを見て、
月足のピンバー否定からチャネル下限を深ぼるのではないかと想定し、
逆三尊否定の段階で展開の早くなることを想定してショートエントリー。
反省点
1つ目のロングは、
逆三尊の優位性判断を大間違いしていたことが大きな反省点である。
優位性がないといえる点はいくつも見える。
規模が小さい点や、中央安値が優位性のないWになっている点などが、
一番大きな判断ポイントになる。
また、上位足を見ても、
月足は小さな下髭陽線ピンバーで、
その規模は下落の25%にとどまっており、
反発が強くなる兆しが月足レベルでもなかった。
そんな中で下位足の押し目の形だけを見てエントリーしてしまったのが、
今回の一番の反省点である。
2つ目のショートは、
逆三尊の右肩水準の否定を見てエントリーしたわけだが、
あまりにも損切が近すぎる。
これは、エントリー時に動画でも話していたが、
日足ベースのトレンドラインを引き付ける展開までは許容すべきだったが、
リスクリワードの観点での戦略の構築ミスで、
損切が近くなってしまい無駄な損切が増えてしまった。
具体的に言うと、2つ目のエントリー時は、
直近安値までが狙いであったため、
それに合わせた損切設定を行い、
チャート分析とは違った行動をしていた。
その結果、損切をしてから、
想定通りの日足ベースのトレンドラインで反発をし、
現在再度エントリーをしている状況である。
改善策
1つ目の改善策は、
近視眼的にならないような仕組み作りをしなければいけないと思う。
この反省は、ずっと自分の課題になっており、
失敗直後は対策ができていても、
すぐに忘れて逆戻りとなっている。
具体的な策はまだ思いついていないが、
チャート分析からもっと細かな手順を作っていくのもありかなと思う。
2つ目の改善策は、
リスクリワードの見合わないエントリーはしない、
リスクリワードが合わないからと自己都合に損切や決済の指値を動かさない。
そのためには、やはり最初に述べた「エントリー前の分析手順のマニュアル化」が
有効なのではないかと思っている。
あとは、機械的にできるよう自分の成長のための日常を送るしかない。
SILVER
チャート画像
取引内容
狙いは、月足レンジ下限からの反発上昇の継続。
月足下限での反発で日足右肩上がり逆三尊を形成し、
その後再びレンジとなったところで、
逆三尊の肩ラインを引き付ける形で日足が下髭陽線ピンバーとなったところでエントリー。
その後、翌日足が反発から始まるも勢いなく急落で損切となった。
反省点
この取引は、非常に反省すべき点が多い取引であった。
まず、エントリーに関して。
自分の課題である銘柄の選定という目線で見ると、
今回のSILVERはボラティリティが小さく、
そもそも取引すべきかどうかという点で疑問が残る銘柄であった。
また、今後ボラティリティが拡大するかという観点で見ても、
特に大衆が大きく意識する節目、ロスカットを巻き込める水準がなく、
取引銘柄として向いていない銘柄であった。
次に、損切水準について。
この損切水準は、逆三尊の肩トレンドライン下抜けではなく、
水平レンジの下抜けで損切を設定していた。
しかし、右肩上がりのトレンドラインを下抜けた段階で、
逆三尊も優位性がなくなる上に、
4時間足の形も典型的な右肩上がりの逆三否定であった。
この、4時間足の逆三否定が完成した時点で損切りしなければいけなかったが、
それができずだらだらと損失を膨らます形となった。
改善策
まず、取引銘柄の選定に関しては、
どのように選定するのかをまず明確にしなければいけないと思いました。
自分のスタイルでは、ボラティリティが大きく、
ある程度一方向に伸びる銘柄が取りやすい上に、
資金効率も良い。
また、逆張りの場合もボラティリティが大きいという条件は外せず、
何をするにしてもボラティリティの大きさという要素は外せない。
ボラティリティが未来に大きくなる銘柄か、
もしくはすでにボラティリティが大きく、
それが継続する銘柄を選ぶための方法を、見つける必要がある。
仮説はあるが検証が必要なので、
さっそく検証していく。
損切りに関しては、
まず狙いと根拠を明確にできてなかったところがダメなところだった。
特に、どこまでの下落なら許容出来て、
どこからはシナリオ変更や損切が必要なのかを明確にしなければいけない。
これは、銘柄分析のマニュアルに組み込もうと思う。
改善まとめ
- 銘柄分析→エントリーへの手順のマニュアル化
- 取引銘柄選定のためのボラティリティの見極め
まとめ
今回は、2021/01/02から2021/01/08までの1週間の損益をまとめ、
NZDUSDとSILVERの取引を振り返りました。
今週は、悪いところがでてしまい、
損失を膨らましてしまった1週間となりました。
来週は、気持ちを入れ替えて、
反省を生かして利益を伸ばせるように頑張ります。
最後までご覧いただきありがとうございました。