この記事では、2021年06月04日のEURUSDのチャートから、
今後のシナリオを考察していきます。
現在、短期で上昇をさせていたトレンドラインを割れて、
下落反発に乗り出していますが、
この下落はどこまで続くのか?
EURUSDの前回の記事はこちらです。
併せて読んでいただけると嬉しいです!
今後の想定シナリオ
まず、今後の想定シナリオですが、
一旦短期下落に転じると見ています。
しかし、以前長期は上昇トレンドが続くことが前提です。
チャート分析
月足
5月足が確定し、今月は寄り付きから下落が進行し始めています。
右上がり三尊が明確に見えていますが、
これに優位性を見出せるかどうかは今後の展開次第です。
今の下落は、この三尊を見た投資家の早期ショートが追髄されているのかなと思います。
この三尊が押し目になる右上がり三尊なのか?
転換点となる三尊なのか?
を判断しなければいけません。
まず、中央高値ですが、
効率としてはそこまでどちらかに傾いていることはなく、
三尊としては悪くない形かなと思います。
次に、右肩の調整幅ですが、
これがすこし大きいかなと思います。
また、右肩はレンジではなく急騰で回帰しているため、
この右肩を見る限り三尊になるにはすこし難しいと思っています。
あとは、現在引いているチャネル下限を明確にしたり、
三尊のネックラインを明確にする流れがあれば、
中長期下落を検討しなければいけません。
とにかく今は、上昇トレンド継続という目線は外せませんので、
引き続きマクロは上昇ということは頭に入れておきましょう。
週足
週足は、右上がりの三尊の中で上昇下落を繰り返す形です。
直近は、きれいな上昇をするものの、
圧力的にはそこまで力強いとは言えず、
一度週足のトレンドを支えていたラインを割っていることが分かります。
このトレンドラインを明確に割ってきているので、
一旦下落に転じるのかなと見ています。
下げ止まりポイントはチャネル下限と青節目のコンセンサスする水準辺りかなと見ていますので、
その水準までショートで立ち回等かなと思っています。
今日の日足がトレンドラインを割ったらの話ですが、
おそらく割ってくるでしょう。
日足
日足で見ると、
トレンドラインをしっかり手順を踏んで割っていることが分かります。
安値切り下げ後、トレンドラインを実体ではぎりぎり持ちこたえるも、
高値切り下げて急落展開という非常にわかりやすいトレンドライン割れでした。
この初動は正直取れなかったのが悔しいですが、
ここからが自分の狙いなので、
引き続き注視していきます。
週足レベルで逆三尊形成になることを想定しつつ、
そこまで効率よくはならないかなと思っていますが、
一旦上昇を支えていたトレンドラインを明確に割ったので、
戻り目狙いに行きたいと思います。
今後の想定シナリオまとめ
やはり、短期は下落シナリオが基本戦略になると思います。
しかし、何度も言う通りマクロは上昇トレンドが続いていますので、
常にロング戦略を頭に入れつつ戦っていきましょう。
まとめ
今回は、EURUSDの想定シナリオを考察してみました。
最後までご覧いただきありがとうございました!