この記事では、2021年06月02日0時現在のBTCUSDのチャートから、
今後の方向性を考察していきます。
大きく頭を押さえつけられたビットコインですが、
今後どう推移していくのかを見ていきます!
今後の想定シナリオ
まずは、今後の想定シナリオです。
今後、しばらくはレンジ移行や、迷いが強い値動きになると見ています。
少なくとも上昇トレンドの早期再開は見れないかなと思います。
昨日月足が確定しましたが、
陰線実体が大きすぎる形で引けており、
これが与えるインパクトは大きいです。
それでは、チャートを分析していきます。
チャート分析
月足
月足は、陰線の大きすぎる実体が確定しています。
4月の月足が陰線のコマで、その下限を割るかどうかを見ていましたが、
5月の月足がその下限をしっかり割る陰線実体を確定させたため、
しばらくはレンジや乱高下下落が継続すると見ています。
早期トレンド再開は、望めないでしょう。
月足では、急騰前水準まで取り戻していますし、
上昇幅の50%以上を急落で取り戻している点からも、
早期の上昇トレンド再開は望めないでしょう。
週足
週足で見ると、急騰前水準を取り戻す形がしっかり見てとれます。
右下がり三尊からの急落で、
おそらく大きな損切も巻き込んでいますし、
新規ショートも追随されていると思います。
さらに、直近の下落からの反発の規模も、
上髭陽線で確定しているものの規模は小さく下落幅の25%程度になっている。
このことからも、この上昇反発が継続することも考えにくいと思います。
上髭ピンバーの高値を超えたとて、
月足陰線実体が確定してしまっている以上、
相場環境的にピンバーインサイドの流れからの急騰を期待できる場面ではないと思います。
日足
日足で見ると、直近の反発圧力の弱さがうかがえると思います。
ここから上昇トレンド再開に向く足が正直見えませんw
相場環境的には、マクロは戻り目狙いすべきでないですが、
ミクロで見ると、戻り目狙いはありと思います。
ただ、その場合でも安値更新後更なる下落進行は期待できません。
安値試した辺りで利確が賢明でしょう。
いわゆる底打ち二点のような値動きは、来る可能性がありますね。
今は、迷いが強い環境なので、
一方向に力強く動くことは望めないでしょう。
今後の想定シナリオまとめ
以上のチャート分析から、
短期はもう一段の下落が想定でき、
マクロでは迷いが強い値動きにが想定できます。
下落に一気に傾くことも、上昇に再度向くことも考えにくく、
やはり複雑性の高い値動きになるのではないかと思いますので、
短期のボラ拡大に慌てず戦うことが大切ですね!
まとめ
今回は、ビットコインについて考察してみました。
最後までご覧いただきありがとうございました!