この記事では、今年の年初からの出来事を振り返り、
自分のメンタルの変化などを探り、
大きな損失を被った根本の原因を探っていきます。
※自分語りなので、不快に思われる方はブラウザバックお願いします。
出来事の振り返り
年始は、いつも通り実家で過ごしており、
特段いつもと違うことはありませんでした。
強いて言うなら、この後大きなメンタル変化を生むイベントの結果に対して、
すでに不安を抱いていたということです。
1月2週目になり、そのイベントが早速降りかかってきます。
それは、ある面談です。
この面談は、自分の中で非常に重要なもので、
いい結果がどうしても欲しくて、
その当日も今までにない緊張で心臓がバクバクでした。
(今でも思い出したくないほどです。)
いい結果がもらえなかったらどうしようという不安や恐怖、
なんとなく自分に自信もなく、
「たぶんあかんやろな」と思いながらも、
どこかで自分に期待しているところもあり、
この時すでに精神状態がとても不安定でした。
そして、その面談が終わり一安心するも、
結果はすぐには出なくて、
その結果を待つ期間もずっと不安で仕方ありませんでした。
1月の3週目になり結果が返ってきましたが、
それは望んでいたものではなく非常に落ち込んで、
自分の情けなさ、実力不足をひしひしと実感して、
今までにないようなショックを受けていました。
ここで、この期間の取引履歴を見返してみます。
このように、大きくドローダウンを食らっているのが分かります。
もっと言うと、証拠金のほとんどがこの期間で消えました。
時系列でいうとこうです。
1月2週目 面談
※この時すでに精神状態は異常といえる
1/17 AM10時 NASDAQロング
※ここで、今まで取ったことのないリスクを取る
1/18 午後 結果を知りショックを受ける
※ドン底へ
一気に損失が膨らむ
1/31 退場
このような時系列です。
普段やらないNASDAQのロングを、
いつも取ったことがないリスクでエントリーしたタイミングで、
すでに精神状態はトレードどころではなく、
なんとなく悪い結果になることを察したうえで、
ショックを受け始めている状態でのエントリーになっていました。
この時点で、崩壊は始まていたのだと改めて振り返るとよくわかりました。
自分も悪い結果であることを知った時に、
どこか強がりな自分が出てきてしまい、
「そんなに気にしていない」という気になったつもりで生活していましたが、
正直この1月3週目以降の精神状態は異常でした。
訳も分からず涙が出てくるし、
何をやるにもショックで仕事が手につかないし、
本当に異常な状態でしたし、
それに気づいていた自分もいましたが、
強がっていつもと同じことを続けていました。
その結果、トレードに必要な正常なメンタルが保たれず、
つまり感情の制御が効く状態ではなく、
先日挙げたロット管理の甘さなどが生まれて、
損失を取り返したいという感情も働き、
大きな損失を被りました。
正直、これが理由であることはなんとなくわかっていましたが、
改めて時系列で振り返ると少し自分の感覚とずれていました。
NASDAQの最初の損切は関係ないと思っていましたが、
そうではなくてすでに年始から精神状態が悪化していたのだとわかりました。
この一連の損失の根本の原因は、異常な精神状態といえると考えます。
対策
次、このような失敗しないように、
対策を考えていきます。
ある程度日が空いた今、
冷静になって対策を考えても、
いざその時になったら何もかも忘れているかもしれませんが、
そうなることも想定したうえで考えます。
やはり、自分の精神状態に気づくことが一番だと思います。
これは、以前御堂組の特別講義で、
辻秀一先生もおっしゃっていたことで、
「気づいてリセットし、今に集中する」
これを日常から習慣化し、
矯正していくしかないなと思います。
もっと言うと、自分の精神状態の変化に、
できる限り早く気づき異常になる前に相場から離れる。
要は、冷静な判断ができるうちに、
異常になった時のことを考えて離れておくのが大事かと思いました。
今回でいえば、精神状態が悪化していることは、
年始から自覚していましたが、
それを放っておいた結果、
異常な精神状態になり制御が効かなるなりました。
精神状態が異常になるかもしれないイベントがあったり、
何か不安や恐怖があったら、
そのイベントが過ぎ去るのを待ったり
不安や恐怖の根源を消すまで待つことが対策の一つかなと思いました。
精神が異常になってからでは恐らく歯止めが効かないと思います。
他には、これは精神状態が異常にならないための対策かもしれませんが、
「自分でコントロールできないことは一切気にしない」こと、
「自分でコントロールできることに今集中して取り組む」ころが大事だなと思いました。
というのも、この一連の出来事を通して、
自分は常に「いい結果」が欲しくて不安や恐怖に陥っていました。
しかし、結果というのは自分で決められるものではありません。
それに対して、期待を抱くから不安や恐怖になり、
その期待が裏切られて更に精神がむしばまれていったのだと思います。
これは、相場にも同じように当てはまりますね。
相場というのは自分でコントロールできるものではないので、
いくら未来を想像して結果に期待しても、
いい時もあれば悪い時も必ず訪れます。
そんな不確実な未来に目を向ける前にやるべきことが山ほどあるだろうということです。
今後、結果ではなく過程・やるべきことに集中するために、
現在「やるべきリスト・行動記録・日記」を付けることを始めました。
これらは、科学的にも効果が認められており、
自分でも効果を実感できているので、
引き続き続けていこうと思います。
まとめ
今回は、今年の年初からの出来事を振り返り、
自分のメンタルの変化などから大きな損失を被った根本の原因を探っていきました。
その対策として、
「異常な精神状態になる前に気づいて止まる」
「結果ではなく過程に、今やるべきことに集中する」
この二つを挙げました。
日々の習慣から意識的に意識していき、
自然にできるように落とし込めるように頑張ります。
最後までご覧いただきありがとうございました。