この記事では、今年初めから続いた大きな損失の原因を、
過去を振り返って探っていきます。
根本の問題はなんだったのかを探り、
次の失敗を防ぐための対策を立てていきます。
年始から振り返る
まずは、今年の1月から退場に至るまでの取引履歴を振り返ります。
以上が、年初からの取引のすべてとなっております。
損失の合計は
118802円
と過去に経験したことがないような損失です。
損益推移のグラフを見ていきます。
過去の損益グラフと並べるとこのような形になります。
2021年4月にお入金し、一度50000円台まで沈んだ後、
年末に100000円まで何とか戻しましたが、
年始からの急落で一気に退場となりました。
取引履歴からまずわかるのは、
1月17日の大きなドローダウンから一気に退場まで来ているということです。
まさに、コツコツドカンの典型的なグラフ推移となっていますね。
出来事については別の記事でまとめますが、
この1月17日は今まで取ったことのないリスクを自ら取りに行ったNASDAQの取引で、
リスク許容でエントリーしていました。
そのタイミングで、ロット(最大許容損失)に対するメンタル抵抗が無くなった一方、
資金に対する適正ロット・適切な限界ロットを超えた取引になっていました。
※メンタル抵抗もとれていたというより、暴走していたようなイメージもありますが。
メンタルの相談はできていたつもりでしたが、
資金との相談ができていなかったのが、
この結果の一つの原因です。
もちろん、これを引き起こしたメンタル的要因はあるかもしれませんが、
自己資金との兼ね合いはこうなる前から完全に忘れていたところです。
まずは、ここを改善し、
資金に対する1取引の限界許容損失を決めて戦うようにします。
具体的には、一回のロスカットで証拠金の10%の損失に抑えるようにします。
このルールは、以前は意識してやっていたものなので、
再度意識しなおすといったところです。
大きな損失の原因
取引履歴から考えられるのは、
やはり資金管理の甘さだと結論付けます。
NASDAQの取引で、大きな損失を許容したとはいえ、
その損失を被った時に資金が大きく減ることの弊害は大きく、
メンタルとの相談とともに自己資金との相談も必要だと考えました。
この資金管理の甘さ、ストッパーの解除を生んだ原因はメンタルにもあると思っていますが、
まずは資金管理の甘さがこのような結果を生んだと自覚し、
改めて自己資金との相談を行い、メンタルの安定を生める管理をしていきます。
理想的な取引
ここからは、余談です。
改めてどういう取引を目指すべきか考えなおしてみました。
やはり、リスクリワードが1:2前後のエントリーで、
勝率60%以上というところが目標になってくると思います。
実際の決済をリスクリワード1:2で勝率60%以上というのは、
相当場面が限定される可能性もありますが、
実際リスクリワード1:2が実現できるポイントというのはそうないと思うので、
取引中の臨機応変な対応を行いながら、
勝率を上げていきつつ取れるところで伸ばすというのが理想でしょうか。
例えば、2021/09/14のNZDUSDの取引は、
リスクリワード1:2で取れています。
EP | SL | TP | Price | |||||||
2021.09.14 16:41:09 | sell | 0.10 | nzdusd | 0.71288 | 0.70648 | 0.69854 | 2021.09.21 18:05:04 | 0.70002 | -628 | 14 047 |
2021.09.15 02:13:34 | sell | 0.10 | nzdusd | 0.70928 | 0.71521 | 0.70394 | 2021.09.17 17:25:09 | 0.70390 | -179 | 5 920 |
自分のスタイルは、エントリー時のリスクリワードより、
エントリー後想定方向に動き、SLを移動したときのリスクリワードが1:2以上になる
というスタイルを目指しているので、
まずはエントリー後に想定方向に少し動くようなエントリーをしなければいけないですね。
もしくは、ある程度想定方向に動いた段階で追いかけるような形が多いです。
この場合は、本当にまだ伸びるのか、いったん屈伸してこないかなどの見極めが大事になります。
正直、理想を語っても仕方なくて、
取引に至る過程を重要視しようという意識に変化してきていますが、
ここで改めて自分のスタイルを見直してみました。
結果を気にせず、過程を全力で行うように。
まとめ
今回は、今年初めから続いた大きな損失の原因を、
過去の取引履歴から振り返って探っていきます。
原因の一つとして、資金管理の甘さを上げましたが、
何度も言うようにこれを引き起こした原因は、
メンタルにもあります。
次は、過去の出来事から振り返り、
メンタルに対するトレード以外の外的要因を探っていきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。